2007年10月22日月曜日

ウィルス対策ソフトって

以下のサイトでは、ウィルス対策ソフト各社の製品のウィルス検知率を公表しています。
AV-Conparatives

このウィルス検知のテストにあたっては、既知ウィルスの検知と未知ウィルスの検知と2通りのテストを行っているようです。で、その結果は、既知ウィルスの検知結果はみなさんよくご覧になられているような結果となっています。どれもまぁ似たり寄ったり、100%弱とか、悪くても90%台ぐらいの検知率を誇っています。
、驚くのはここから。
未知のウィルスの検知結果は惨憺たるものです。
ヒューリスティックスキャン機能を謳っているものは70%程度の検知率が何社かありますが、その他はぼろぼろです。数々の賞(これとかこれ)を受賞したあのロシア発のウィルス対策ソフトなんて、10%以下です。未知のウィルスが10個あったら、1個しか警告してくれないんですよ!検知率が高い製品でも、10個中3個は見逃してしまう訳です。怖いよぉ。
まあこういったたぐいのテストは、ウィルスの選定によってかなり結果が変わってきてしまうので、恣意的なところはあるような気はしますが。
それにしても未知のウィルスに対してここまで脆弱だとは思っていませんでした。ウィルス対策ソフトを導入するっていうのはまず前提にありますが、危険なサイトには近づかない怪しいファイルはダウンロードしない、ってことにつきますね。
P2Pが日課な知り合いには、もちろん真っ先に教えてあげました。

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